企業分析

東証一部上場企業 「LINE」の18年度決算解説をしてみた

今回はLINEの2018年度連結決算の内容について見てみたいと思います。

広告事業が順調に推移、いかに原資をつくれるか

LINE全社の売上の中でも大部分を占めるのが広告事業。柱ですね。

MAUは前年とほぼ同じ推移、ただし収益性を高め、コア事業としては14%成長しています。
メッセージングアプリとして普段使いするものはみんなほとんどLINE。
そこで集客したユーザーに対して広告を打つ戦略です。

広告の内訳としては特にディスプレイ広告、
つまりユーザーごとに個別に最適化した広告を表示するものが
売上の伸びとしては大きくなっているようです。

インターネット広告市場自体も伸びていますし、まさにトレンドですね。

ゲーム、スタンプ関連事業は徐々に減少

コミュニケーション・コンテンツ・その他の事業は全体としては売上減の推移となっています。

個別にみると、マンガや音楽の成長がありますが、このへんはそれだけで稼ごうというよりは、プラットフォームとして拡充しておく狙い(=ユーザーのデータ収集)のほうが強そうです。

LINE Payの決済をはじめ、金融サービスで勝負

LINE Pay。決済サービスはPaypayのプレゼントキャンペーンなどにあるように激戦になっています。市場自体が急成長の分野ですので、伸びるのは当然ですが、ここでいかにユーザー・店舗を獲得できるかが、その後も大事になってきますね。

その他の金融サービスは、2019年にリリースが待っています。投資で掘っている部分をいかに回収できるのか?LINEの特徴としては、他の決済サービスと比べて、年代層が上のユーザーも使っているところにあるかと思いますので、保険など金融サービスとの相性もよいとのことだと。

今後の動向

既存のLINEのプラットフォームを活かして、広告事業はもっと稼ぐ事業へ。
さらにFintech、金融サービスへも今期でかなり投資をしているようですので
ここを来期リリースして、どれだけ伸びるかが気になりますね。