企業分析

東証マザーズ上場企業 「ユーザベース」の18年度決算解説をしてみた

今回は株式会社ユーザーベース(Uzabase, Inc.)の2018年度連結決算の内容について見てみたいと思います。

ユーザーベースとは?

ユーザーベースは「経済情報で、世界を変える」をミッションとし、経済情報で意思決定を支えるプラットフォームをつくるべく、3つの事業を行っています。

SPEEDA
B2B向けサービス
企業・業界情報や統計データを束ねる情報プラットフォーム

NEWS PICKS
B2C向けサービス
経済ニュースメディア(日本市場向け)

Quartz
B2C向けサービス
経済ニュースメディア(米国市場向け)

連結業績

売上高は前年比+105%成長しています。
Quartzを除いても、SPEEDA(+37%)とNEWS PICKS(+78%)と売上高は成長しています。

それでは1つ1つ見ていきます。

SPEEDAは売上高順調に増加、利益率向上

売上高は前年比+37%成長しています。
契約ID数も順調に増加していますが、グラフを見る限りその伸びは前年比+15-20%程度でしょうか。
ID数と、IDあたりの収益性の両側面からアプローチした結果と言えるのではないでしょうか。

NEWS PICKSは売上高、利益ともに大幅増加

売上高は前年比+78%成長しています。
収益は主に有料課金・広告から得ていますが、どちらも増加しています。
なにか1つに絞るよりは、どちらも伸ばしてその掛け算で大幅に伸ばしていますね。

Quartzの既存事業(広告・ソリューション)は黒字化を目指す一方で、新規事業(有料課金)は投資を拡大

売上高は前年比+26%成長し、39億円です。
なかなか苦戦しているようですが、有料課金にも投資して、伸ばしていく戦略らしいですね。

2019年は「仕込み」の年に

いずれにしても2019年は仕込みの年度になり、EBITDAも11.8億円(2018年)から-5.0億円(2019年)になる見込みと、積極的な投資を行うようです。
仕込みの成果が見られるのが2021年以降ということで、一体どうなるのかというところですが、NEWS PICKS、SPEEDAともに仕込んで成長させていますので期待したいところです。