企業分析

東証一部上場企業 「Yahoo」の18年度決算解説をしてみた

今回はヤフー株式会社の2018年度連結決算の内容について見てみたいと思います。

全体としてトップラインを順調に伸ばしつつ、投資をバンバンしています。投資先はメディア事業→動画コンテンツ拡充、コマース事業→PayPay、だそうです。

柱となるメディア事業は前年比+6.7%と順調

まず、メディア事業から。
Yahooの媒体を使った広告による収益がメインです。

検索連動型広告やディスプレイ広告をあわせた広告関連売上は3,238億円(+6.7%)
特に検索連動型広告がUI改善により+11.1%とふた桁成長しています。

日本のインターネット広告の媒体費総額が2018年が1兆7,589億なので18.4%くらいがYahooということですかね

動画コンテンツは若年層中心に獲得できていて、スマートフォン動画広告の売上53億円(前年の約2倍)と伸びています。
ただし広告全体では1.64%なので、まだまだ成長途中です。

コマース事業は4年連続+20%の高成長を維持

次に、コマース事業
“ショッピング事業取扱高が4年連続+20%の高成長を維持”
とありますが、この規模でこれはすごい

Paypayをはじめとする次の核となる事業の立ち上げ

2018年は、決済、PayPayの100億円ばらまきキャンペーンで一躍話題になりました。
サービス開始6ヶ月で累計約600万人、認知度は3ヶ月目でNo.1に。
大事な加盟店舗数も、他社は数年かけるところを7ヶ月で50万店。

単純計算で利用者獲得600万人を100億円で獲得したとして、100億円÷600万人=1,666円
プラス広告費や人件費あたりですが、それを加味しても費用対めっちゃ良さそうですね。さすが。

将来的には、現在収益の柱である検索連動型広告やディスプレイ広告は、安定して増加させる。
それ以外のショッピング広告や、Fintech、eコマースが次のメインの柱として構想しているそうです。

ヤフーのような1兆円企業で、普通の大企業ができないベンチャーのようなスピード感・大胆な投資ができると、小さなスタートアップ・ベンチャーは太刀打ちできないですよね。。。とはいえ負けていられませんので、頑張っていくしかないのです。